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損害保険とは

日常生活で偶然起こってしまった事故によって生じた損害をカバーできる保険です。

生命保険とは

病気・事故・災害などによって死亡または高度障害状態になった際に、契約者が指定した受取人に対して保険金が支払われる保険です。

事故事例集
様々な事故事例から訴訟の長期化や、
損害賠償金額高額化のリアルを学びます。


出所:AIG損保「ACTIVE CARE 事故事例集 Edition4」を当社で加工のうえ作成

業種 建設工事業
事故原因 荷重オーバー 
損害賠償請求額 2億5,000万円
解決金額 1億8,000万円
工事現場でクレーン付トラック(4t)に仮設ユニットハウスを解体して積み込む際、その積み荷がずり落ちて、従業員A(45歳)が下敷きになってしまいました。脊髄損傷と診断され、約1年の治療・リハビリの結果、神経系統の機能に著しい障害が残りました。

訴訟は10回の弁論を経て、1年後に解決金1億8,000万円で和解。
業種 仮設足場工事業
事故原因 墜落防止措置不足 
損害賠償請求額 2億8,000万円
解決金額 1億3,000万円
作業現場の足場解体中に、従業員A(20歳)が高さ5mから墜落しました。その結果、頚椎骨折、頸髄損傷、両大腿骨骨折、右膝蓋骨骨折などを受傷しました。頚髄損傷により四肢麻痺が残り後遺障害1級に認定されました。

訴訟開始から約4年後、1億5,000万円で和解が成立。
使用者賠償など人身損害に対する損害賠償において認められる損害額は、近年高額化しています。
使用者賠償補償の保険金額は3億円にしておくべきでしょう。
業種 総合建設業
事故原因 安全教育の指導不足 
損害賠償請求額 2億2,000万円
解決金額 9,500万円
プラント施設(受入先企業)でベルトコンベアの清掃作業をしていた、別会社から派遣されていた作業員A(25歳)が、約3mの高さから地上に墜落しました。頚髄損傷による四肢麻痺と膀胱直腸障害により、後遺障害1級に認定されました。

受入先企業と派遣元企業が連携して9,500万円を支払うことで調停が成立。
受入先企業が作業員に対して積極的に補償する姿勢を見せず、訴訟を待つ態度をとったため、賠償請求額が高額化したと考えられます。
積極姿勢をとれなかった原因の一つとして、死亡後遺障害保険金額が500万円と低かったことが挙げられます。
業種 電気通信工事業
事故原因 安全帯不使用 
損害賠償請求額 5,000万円
解決金額 5,000万円
下請け業者の従業員A(50歳)が施主の工場内で照明器具を交換する作業中、高さ約3mの脚立から降りる際に足を踏み外して転落しました。頭部を強打して急性硬膜下血腫、多発性脳挫傷を負い、事故から12日後に死亡しました。

政府労災以外に元請企業と当会社で合計5,000万円を支払うことで示談。
業種 サービス業
事故原因 過重労働 
損害賠償請求額 2億円
解決金額 1億5,000万円
従業員A(40歳)が、勤務先オフィス内において脳内出血で倒れました。約2年間治療しましたが、高次脳機能障害と右半身の機能障害が残りました。長時間労働による業務上疾病として、労働災害上の後遺障害2級に認定されました。

労働基準監督署は、業務災害であったとして後遺障害2級を認定。
訴訟にならないように交渉した結果、解決金1億5,000万円で示談。
この会社の使用者賠償補償保険金額は1億円でした。
後遺障害補償保険金が1,000万円支払われていたので、使用者は解決金(損害賠償金)のうち4,000万円を自社で負担。
また争訟費用も約4,000万円かかったため、合計約8,000万円が自己負担となりました。昨今の実情に照らすと、使用者賠償補償の保険金額は1億円では不足と言わざるを得ません。
業種 金属製品製造業
事故原因 安全教育の指導不足 
損害賠償請求額 5,500万円
解決金額 1,000万円
従業員A(50歳)が、会社の工場内にて溶接作業中に、溶接作業位置(高さ約2m)よりバランスを崩して転落し、床面で右足踵部を強打しました。右踵骨骨折と打撲で1年間通院治療、右足関節可動域制限と右踵部疼痛が残存し、後遺障害11級に認定されました。

当会社は代理店の勧めもあって、保険会社の提携弁護士に委任しました。
訴訟において被告(当会社)の代理人となった弁護士は、訴状の項目一つ一つに丁寧に根拠のある反証をしました。
訴訟開始から1年半、事故から3年半後、当会社側主張に近い内容で和解。
業種 建設業
事故原因 配管位置の確認不足 
損害賠償請求額 2億3,000万円
解決金額 1億800万円

テナントビルの改装工事中に、小型重機がスプリンクラーの配管に接触してしまい、漏水事故が発生しました。止水できるまでの約10分間放水が続き、地下1階のパチンコ店全体に水漏れ損害が発生しました。

事故発生から約3年後、和解金1億の判決が下る。別途、当会社の弁護士費用は800万円に。
当会社が契約していた賠償責任保険は、損害賠償金と争訟費用等の費用保険金を合算して保険金額が限度となります。
当会社の契約では、保険金額が1億円でしたので、弁護士費用の800万円は自己負担になりました。
被害者が事業者の場合、その規模によっては休業損害が数千万円から億円単位になることがあります。工場などの場合も同様に高額化する可能性があります。

業種 建設業
事故原因 養生不足 
損害賠償請求額 3億9,700万円
解決金額 3億円
建物の改修工事において、溶接を担っていた下請け業者が作業をしていたが、溶接の際に発生した火花が階下店舗に落下、商品に引火し火災が発生しました。隣接する建物にも延焼し、合計2棟が全焼してしまいました。

事故から6年後、各被害者との和解が成立。
全被害者から合計4億円の損害賠償請求を受け、各々と示談・調停・裁判の結果、損害賠償の総額は3億円となりました。
業種 電子部品製造業
事故原因 外部からの不正アクセス 
対応費用 1,150万円
ある日、会社のサーバーから大量のファイルがコピーされている事実が判明しました。社内調査の結果、従業員が標的型メールを受信し添付物を開いたことによりマルウェア感染し、それにより外部から不正アクセスされた恐れがあることがわかりました。
業種 製造業
事故原因 懲戒解雇・パワハラ 
損害賠償請求額 3,300万円
解決金額 3,000万円
営業職の社員2名が新規取引先開拓という業務命令に応じないうえに、社有車等の業務外使用や顧客とのトラブルが続いたため、会社は就業規則の懲戒解雇事由に基づき両名を解雇しました。
しかし、両名はパワハラや配置転換などいやがらせを受けたと主張し、解雇は無効として裁判所に提訴しました。

3年後、裁判所が解雇は不当との見解を示したため、会社は和解に応じた。
最近の判決内容は労働者保護の傾向が強く、会社側の解雇の正当性が極めて認められづらいといえます。
おおむね95%以上の事例で不当な解雇とされ、会社側が損害賠償責任の負担を強いられています。
業種 サービス業
事故原因 ハラスメント 
損害賠償請求額 2,800万円
解決金額 1,190万円

従業員が職場でハラスメントを受け、精神的苦痛から自殺未遂をしてしまいました。幸い一命をとりとめましたが、足の複雑骨折などの重傷を負いました。

法人の監督責任を前提に、うつ病・自殺未遂に対する身体障害への補償とハラスメント行為に対する慰謝料など1,190万円を法人が支払うことで和解へ。

業種 土木・建築業
事故原因 右肺がん 
治療期間 2年間
従業員(57歳・男性)が人間ドックを受けた際、胸部レントゲンとCTで右肺に腫瘤が見つかりました。翌月、精密検査のために入院し、生検を実施したところ、右肺がんと診断されました。

退院後、月1~4回の外来通院で抗がん剤治療を継続。体調によって時折会社に業務を調整してもらいながら、2年間にわたり治療と仕事を両立した。
業種 建設業
事故原因 うつ病 
治療期間 7カ月
入社8年目の社員(31歳・男性)が、ある時から仕事での集中力が保てなくなってしまいました。判断力や決断力が低下していて、不眠の症状が続いていたため、病院で診察をうけたところ、うつ病と診断されました。

原因の如何を問わず、精神疾患の診断書が会社に提出されて休職扱いとなるケースが増えています。
業種 運輸業
事故原因 懲戒処分・退職勧告 
損害賠償請求額 1,130万円
解決金額 350万円

重要な大口取引先の貨物を度々損傷し、担当変更を求められた従業員に対して、これまでの勤務態度なども考慮して、非現業部門へ移動を命じましたが、この従業員はこれを拒否しました。現場にポジションがないため、会社は退職を勧告、合意の上で退職しました。

3か月後、元従業員の弁護士から会社に対して1,130万円の損害賠償請求。弁護士同士の話し合いは不調に終わり、元従業員側が労働審判を申し立てました。未払残業代120万円+退職から和解までのバックペイ180万円+慰謝料50万円の計350万円で和解成立。

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